彼女とずっと一緒にいていろんなことを考えられないまま。
大学のころ一日中図書館にすきなだけこもる生活が懐かしくてもどりたいと思う。
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彼女はとてもファンシーな洋服がすきで、そういう古着屋さんをまわったりする。そこでみる服は世界観があってかわいいのだけど、「おしゃれ」とはまた少しちがうと思う。
「おしゃれ」と(みなされるもの)はなにか、と思うと、他者性、コミュニケーションなのだと思った。だから、たとえば在原みゆきの着るようなあまり意味のないメッセージTeeや古着は空虚だけど、「おしゃれ」なのだと思う。
一方でハイブランドはまた文脈がその先にあって、あたらしいコミュニケーションの方法自体をつくだしているみたいな。(だからそこには他者はいなくてもよい。)
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でもぼくは真っ白でファンシーな服を着てる彼女が愛おしいって思う。
東京はほんとに着てるもので勝手に見定められて、気持ち悪いなって思う。ここに他者不在でいられるすきまはあまり感じられなくて。にげてしまいたい。