2022-02-17から1日間の記事一覧

SOMPO美術館「絵画のゆくえ 2022」 庄司朝美の絵を観にいった。 彼女の絵の、アクリル板が生み出す平面的な立体感は、ある種神話的な時間の経過を示していると同時に、曖昧さをたもったぼやけた輪郭を表現する手段でもある、なと思った。 圧縮された時間の流…

石原海「重力の光 ー祈りの記録編ー」 去年、資生堂ギャラリーでみた同作(「美術編」)とは全く変化していて、美術編にあった美しい均衡は崩壊していて、ある種の象徴性から降りて、むきだしの具象、生身の人間の体温が記されいた。 美術編はある種象徴化さ…

ずっと一緒にいた女の子にお別れされて、 そのままずっとすきだった人に全部を話した。 だれかに話したとき、僕は彼女と付き合ったことになると思っていた。 だからそのとき、僕ははじめて彼女と付き合ったことになったと思った。 それでよかったと思った。 …