邦画がすきな彼女につれられて「ちょっと思い出しただけ」を観たのだけど、思った以上にいい映画で。

この映画が描いているのは、幻想のために生きる人と、現実を素直に生きれる人とのすれ違いだと思う。でも現実を素直に生きれる彼女は、借り物の不器用な恋愛観で、だからこそ不意にてるおを救っていたのだと思う。(恥ずかしいほどの愛情がむきだしになったケーキ、花。)

*てるおが無駄に彼女にボディタッチしていたのも、なんだかすごくわかる気がした。わかりあえないから、触っていないと離れ離れになってしまう気がしたのだと思う。