日記を書く!

土曜日は、都現代美術館(MOT)へはじめていった。

とても寒い日で、MOTの周りには入りやすい喫茶店もレストランもほとんどなくて、つらく感じた。そして、MOTにいる人たちのいけすかなさといったら!

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久保田成子展とクリスチャン・マークレー展をみた。

久保田成子展、映像が形をもっておきあがってきたときの、その抽象化の強度に圧倒された。後半のビデオ彫刻がずらりとならぶ空間はとても異様なガラスの世界のようで。

彼女のビデオ自体に、ある種の映像がもつノスタルジックな愛おしさのようなもの、は僕はあまり感じなかったが、しかし彫刻としてたちあがってきたとき、そこに映像としての違う側面をみた気がした。あるいは彫刻としての違う側面。なにかとても有機的に感じたのだ。

映像のインフラがかたまりきった(ようにみえる)現代において、映像自体のフレームにおいて映像を考え直すようなことは、忘れられてしまっていたように思った。

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クリスチャン・マークレー展は、。。

インスタパシャパシャするかわいくて若い子がとっても多く、カルチャーギャップを感じた。クレバーだけど、空虚に感じた。

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つづく